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自閉症は遺伝子が原因か?

自閉症の原因は遺伝説や小児ワクチン、環境要因説などがあります。
遺伝説によると、双子のうち1人が自閉症ならもう1人も
同じ症状を示す率が90%もあることから見て、
遺伝的素因があることは明らかだと言うのです。
また、1人の子どもが自閉症だと、次に生まれる子どもも
同じ症状を示す可能性は、そうでない場合に比べ、
20倍も高いという意見があります。

軽症の自閉症(じへいしょう)や、関連疾患のアスペルガー症候群
などの人では、技術的な仕事に優れた業績を残すケースもあります。
その結果、昔に比べ一般の社会生活の中で暮らしている人が増加し、
結婚もして子どもを生んでいる率も高くなっています。

しかし、多くの研究者が、遺伝的要因だけが原因ではないとも
主張しています。
世界中で自閉症の発生率が急激な増加率を示しています。
その中でも顕著な増加率を示しているのが、
アメリカのカリフォルニア州です。
アメリカのカリフォルニア州の発達障害者サービス局によると、
1987年から1998年までの間に、273%も発生率が増加しました。
世界全体では、自閉症や関連疾患を持つ子どもの割合が、
最大で250人に1人の割合です。

しかし、アメリカのカリフォルニア州では
150人に1人の割合とかなり高い率になっています。
このような事態を受けとめて、カリフォルニア大学デービス校の
M.I.N.D.研究所は、米サロメッド社という民間企業と
共同で、この急増の原因究明に取り組んでいます。

そして、研究者は、少量の生体サンプル速くチェックできる
新技術をもし開発できれば、出生時に自閉症を診断することが
可能で、ゆくゆくはその治療法や予防法を見つけられるとようになると
考えているようです。
さらに、自閉症の診断が2、3歳まで遅れてしまえば、
誕生してから2歳までの、脳が急成長する重要な時期を
逃す危険があると警告している研究者もいます。

厳しい訓練によって自閉症児は、ある程度の意志の
疎通や社会への適応が可能になります。
ただ、この症状が病気と特定されて約50年になりますが、
その原因も治療薬も、まだ明確に見つかっていないのが現状です。

現在の段階で、判明しているのは、自閉症の90%は、
遺伝によるものであるということです。
そして、その遺伝子を研究している医学界では、
少なくても10年くらい先にはこの遺伝子を隔離し、
治療することができるだろうと考えられています。

これらの遺伝子は3−4個と言われているが、
10個以上になる可能性もあるそうです。
1970年代には、子供が自閉症になる理由は、
母親の育児など家庭の環境などに問題があるという意見が
強かったです。
しかし、この分野の研究者たちは、家族形成を調査していく内に、
家族に自閉症の者が多いことを発見しました。
その結果多くのケースは、遺伝子による影響であると
突き止めました。

一卵双生児の一方が自閉症になると、他の子供の
発症率もたいへんに高いことが発見され、調査の結果では、
約80−90%は遺伝によるものであると判明しています。
しかし、たとえば、一卵双生児で同一の遺伝を持つケースでも、
障害程度が同様になるとは限りません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080331-00000017-jij-int