自閉症の症状で見られる代表的な特徴は、
3点あります。
・コミュニケーション障害
・想像力の障害とそれに基づく行動の問題
・社会性の発達の障害
軽度の自閉症や高機能の広汎性発達障害 (PDP)や
アスペルガー症候群から重度のものまでで、
代表的に見受けられるコミュニケーション障害の特徴は、
言葉の遅れを顕著に示す傾向や特徴があります。
自閉症や軽度の高機能の広汎性発達障害 (PDP)や
アスペルガー症候群の場合、言葉の遅れがよく
見られるケースでは、自ら言葉を使って相手に
積極的に話しかけようとしない特徴や傾向が見られます。
また、オウム返しをしてしまう場合も見られます。
オウム返しとは、人称代名詞が逆転してしまう
現象で、そのような傾向や兆候を示すことも多いです。
たとえば、このようなオウム返しの兆候を示す幼児や子供は、
他人のすることを自分の立場に置き換えられません。
そのようなことから、オウム返しの兆候を示す幼児や子供は、
そのままマネしてしまうので、相手のことを「私」というように
一人称で呼んでしまったり、自分のことを「あなた」と
二人称でよんでしまったりします。
また、言葉のオウム返しの兆候や傾向を示す幼児や子供は、
他人のすることを自分の立場に置き換えられないことから、
言葉だけでなく、自分の方に手のひらを向けて
バイバイしてしまったりする傾向や特徴もあります。
また、その場に適切とは思われないことばや
抑揚が無い感情のこもらない話し方をする
特徴や傾向があります。
また、クレーン現象もこの発達障害の子供の、
コミュニケーション障害で代表的にみられる兆候や傾向です。
クレーン現象とは、欲しい事を言葉で相手に
伝えることが不可能なので、近くにいる人の手を引っ張って、
目的の所まで連れていく行動のことを言います。
また、コミュニケーション障害をもつ子供や幼児は、
身振りの意味が理解できない傾向や特徴を示します。
想像力の障害とそれに基づく行動の問題は、
具体的にいうと、反復的で常同的な言葉や行動、
こだわりを示す兆候や傾向があることを意味しています。
想像力の障害をもった子供や幼児は、
限定された興味や関心に異常なほどの執着性を示し、
自分の中の規則をなかなか変更できないなどの
柔軟性が欠けている兆候や傾向があります。
重度から軽度の高機能の広汎性発達障害 (PDP)や
アスペルガー症候群の人は、決まり事となった
日課や道順、手続きなどが変更されることに対して、
過剰に嫌悪感や抵抗を示す特徴や傾向があります。
そのほかに、想像力の障害が原因で引き起こされる
傾向や兆候として身体を前後に揺すったり、
おもちゃ遊びができない、ごっこ遊びや物まねができない
手をヒラヒラ・パタパタ、ぐるぐる回りをしたり
する行動もあげられます。
このような想像力の障害で引き起こされる行動は、
モノに対する過剰な愛着として症状が現れる場合も
あります。
重度の自閉症から軽度の高機能の広汎性発達障害 (PDP)や
アスペルガー症候群などの発達障害を持つ人の
想像力の欠如は、周囲の人が何を考えているかの推測が
出来ない状態を引き起こし、そのことから派生して
様々なトラブルが発生する場合もあります。
重度の自閉症から軽度の高機能の広汎性発達障害 (PDP)や
アスペルガー症候群の人は、社会性の発達障害が
あるのも特徴です。
社会性の発達障害とは、単純に言えば、
対人関係におけるトラブルがある傾向があるということです。
重度から軽度の高機能の広汎性発達障害 (PDP)や
アスペルガー症候群のような発達障害を持つ
子供・幼児・大人は、相手の表情や感情を
読み取ることが出来なかったり、
集団生活の中で友達になれない、周囲の人や環境に
全く無関心で、 他人に対して協調・共感が不可能、
視線を合わせられないでそらしてしまうなどの
特徴が見られます。
社会性の発達障害の傾向や兆候を示す人は、
それとともに他人の心の動きを想像する能力にも
障害があるので、冗談が理解できない、
言外の意味が認識できない、人間関係に無関心、
コミュニケーションが苦手で、その場の空気も読み取れないなど、
それがもとで、対人関係のトラブルを生じやすい傾向が
あるのが特徴です。
ただ、このような発達障害をもつ子供が乳幼児期の時は、
おとなしい、手がかからないと認識されてしまい、
親への愛着が乏しい、呼んでも振り向かないなどの傾向が
見逃されやすいのも特徴です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080409-00000002-wvn-sci


