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自閉症のABA(行動療法)

自閉症や広汎性発達障害(PDD)、アスペルガー症候群と
診断された子頭蓋仙骨療法供の治療法には様々な種類があります。
応用行動分析(ABA)、太田ステージ、
音楽、抱っこ、コロロメソッド、キレーション(キレート)
ファシリテイテッド・コミュニケーション(FC)、
頭蓋仙骨療法、遊戯、象や乗馬・イルカなどの
動物療法などがあります。

ABAとは応用行動分析(Applied Behavior Analysis)の略称で、
「行動療法」とも呼ばれています。
ABA(行動療法)のベースとなっているのは、行動分析学です。
行動分析学は、スキナー博士らが、鳩やネズミを使った
たくさんの実験によって、人や動物に共通する
学習の仕組みを解明し、そのベースを築いたことでも知られています。

ABA(行動療法)は、人間いろいろな行動の
改善のために、行動分析学を応用したものです。
ABA(行動療法)の応用されている分野はたいへん幅広いです。
自閉症や広汎性発達障害(PDD)、アスペルガー症候群などの
発達障害の治療教育(療育)のみでなく、
ABA(行動療法)は、企業のマネージメントやスポーツ訓練法に
まで応用されています。

自閉症児や広汎性発達障害(PDD)、アスペルガー症候群などの
発達障害児に対する治療・教育法(療育)としては
ABA(行動療法)は、1960年代から
米国を中心に研究が積極的に行われ、数多くの成果を上げてきました。
ABA(行動療法)は人や動物に共通する行動の
基本原理を、自閉症児や広汎性発達障害(PDD)、アスペルガー症候群などの
発達障害児の治療・教育(療育)のために応用しています。
その行動の基本原理とは、強化・消去・罰(弱化)の三つです。

人間は、何かの行動の直後に、ごほうびがあると、
それから後でも、その行動は増加します。
このような、ご褒美を「強化」と言います。
そして、ご褒美となる刺激を「強化子」と呼んでいます。
ご褒美となる刺激(強化子)には様々なものが考えられます。
たとえば、子供のお手伝いや勉強のやる気も、
母親や先生のほめ言葉などによって強化されます。
テレビや映画を見る行動も、番組のおもしろや感動などによって
強化されます。

2つ目の原理は「消去」です。強化とは逆で、
人は、何かの行動の直後に、全然ご褒美となる刺激が
ないと、その行動は次第に減少していきます。
このような原理が「消去」です。
たとえば、子供がお手伝いや宿題をしても、
母親が全く誉めてくれなかったら、
次第にお手伝いや宿題もやる気をなくしてしまうでしょう。
また、テレビや映画を見ていても、全然楽しい番組や
感動できる映画がなければ、見なくなります。
このような原理が、消去の働きです。

3つ目の原理は「罰」(弱化)です。
人はある行動の直後に、不快な刺激(嫌悪刺激)が
与えられた場合、それから後、その行動は減少したり
無くなっていきます。このような現象を
ABA(行動療法)では、「罰」(弱化)と呼んでいます。

より具体的に見ていくと、罰には不快な刺激を与える積極的な罰が
あります。それと快刺激を取り去る消極的な罰があります。
たとえば、子供が何か悪さをしたことに対して、
大人が怒るのが積極的罰です。
また、サッカー選手が試合中にルール違反をしたとき、
レッドカードを与えて、退場処分を命じるのが消極的罰です。

ABA(行動療法)はこれらの3つの原理のうち、
主に強化と消去を用いて、自閉症児や広汎性発達障害(PDD)、
アスペルガー症候群の子供たちの行動を改善していきます。
たとえば、子供達のもっと伸ばしたい行動に対しては、
さらにもっとほめて、おやつやくすぐり等のご褒美を与えます。
逆に適切でなく、子供の無くして行きたい行動に対しては、
無視したり、阻止したりして、ご褒美は全く与えないようにします。

また、罰はなるべく用いないようにします。
重大な問題行動に対して、消去や代替行動の強化を
行っても改善が全く見受けられないとき、
ゆるやかな罰を利用します。
そのようなケースでも、まずは、
消極的罰からはじめます。
怒るときは、短く鋭く叱って、いつまでもしつこく
叱らないように注意します。
罰は冷静に利用するべきであり、絶対に感情的になって、
エスカレートさせたり、体罰などは行わないようにします。

自閉症の子供とイラストや絵カードで視覚支援を
しながらコミニケーションを取る場合もあります。
このような場合も、ABA(行動療法)を積極的に
取り入れて、うまくコミュニケーションがとれれば、
ご褒美をあたえたり、誉めたりするといいですね。
このような発達障害の子供や大人には、
言葉よりも文字やイラスト写真、絵カードなどの
視覚支援ツールを使った方がコミュニケーションが
とり易く、意思疎通に便利です。

症状によっては、文字やイラスト写真、絵カードなどの
視覚支援ツールがなくても言葉で要求できる子供や大人もいます。
その為に言葉で伝えれば、視覚支援ツールがなくても
コミュニケーション可能と思われがちです。
しかし、状況によって知っているはずの
言葉がでてこなかったり、会話の意味を理解
できていないケースもあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000062-mailo-l08